SWING EXPO 親の年金をつかってキャバクラ(2018.09.20)

本日は蛸蔵理事会、わらこう夏祭り実行委員会の2本立てを藁工ミュージアムさんでやったのですが、会の前に見せてもらった展示「SWING EXPO 親の年金をつかってキャバクラ」が、抜群に面白くって!!

すっかりいまの文化行政の大きな流れになっている「社会包摂」という言葉。
個人的にはそれを語る目線の高さになんだかイライラすることがあるのですが、それも含めたなんとも言いようのない「生きにくさや」や「違和感」、「ざわざわ」をみごとな切り口で提示している京都のNPO法人SWINGの代表木ノ戸さん。

ぶっ飛んだタイトルの説明からはじまり、展示の概略を端的に表している冒頭のご挨拶分だけでも揺さぶられます。
以下一部抜粋

結局のところ「これはアートか否か?」という問いかけに対する答えは、一人ひとりの感性に委ねられているのだから。いずれにせよ、言葉は後からついてくるもの。そこに依りかかりすぎてはいけないし、酔ってしまってはいけない。(抜粋終わり)

どうよ?
どうよ??

見せ方もとってもスタイリッシュで、キュートで、笑えて、考えてしまう。
すごい展示だ、これは。

創作や表現活動をされている皆さんの全てを伝えようとすると、先日かるぽーとで行われた「素展」のように、あまりの熱量にクラクラしてしまい、受ける側としてキャパオーバーバーになってしまった僕ですが、この展示の手法は、ひょっとこれからの何かしらの道筋にも繋がるのかも知れない(あやふやな言い回しでごめんなさい)。

この展示は12月までやってるそうですので、どうぞ沢山の方に見ていただけますように!!