南河内万歳一座「ジャングル」(2014.12.20-21)

いよいよ今週土日に迫った、南河内万歳一座「ジャングル」!
北九州で幕を開け、大阪で深化し(実際に本も少し変更された模様)、1週間寝かせて絶妙の状態で高知に届けられますよ!
ちょうど縁あって大阪公演を鑑賞させていただきましたので、ネタバレにならない程度に見所紹介を。

結婚式のサプライズにと、なぜかジャングルの中にあるトタン小屋に案内された花嫁一族。他にもいろんな事情でトタン小屋に集まった人々。
ジャングルの奥深くにいるのは猛獣?有象無象の集まり?
ハッキリ見えない漠然とした不安の中、前に進もうとしては戻ってくる人や「私に付いてきなさい!」と根拠のない旗を振り回す人。いろんな立場の人たちが放つ台詞の中に、うっすらと浮かんでくるものは…。

といったあらすじで展開されるこのお芝居、それぞれの役者さんの良さを引き立てる見せ場に加え、これでもか!と組み上げる舞台美術、過剰すぎるにもほどがある照明仕込み。
個人的には馬鹿笑いしながらも、溢れてくる情報にいっぱいいっぱいになってしまい、この混乱もこのお芝居の要素の一つなのかーなんて思ったりしました。2008年初演の再演ですが、ほとんどの部分を書き直し、現代社会の馬鹿馬鹿しさや危うさを、大笑いさせながら考えさせる、これぞ内藤作品という仕上がりです。

こんな良質の小劇場公演を高知で観られるなんて、ちょっと奥さん!いかなきゃ損よ!
12月20日(土)21日(日)両日とも14:00開演、かるぽーと小ホールですって!
ご予約絶賛受付中らしいわよ!観に行こうかしらって人は、あたしに連絡してね!喜んで予約受け付けるわよ!

シェアとかしてくれるのも大歓迎よ!うっふん!


南河内万歳一座「ジャングル」高知公演、無事終了しました。
なんと言いましょうか、万歳の皆さんとは10年の時間をかけて、本当の意味での友だちになれたかなーなんて思ってます。高知と大阪でこんな繋がりが生まれ、育っていったことに感謝です。マジ感謝。超感謝。

そして楽しい時間が終わるとお別れが切ない。さらに溜まったいろんなめんどくさい案件が…。ひーん。