梅棒「おどんろ」(2022.04.27)

梅棒高知公演、最高でした。
ボロボロ涙をこぼしながら、なんでここまで心揺さぶられるのだろう?
根底にあるのは「愛」なんだろうなーと自問自答した次第。

ストーリーはシンプルなもので、設定の緩さもあえてなのだろうか?
冒頭は映像が説明過多かなーとか考えながら観ていたのですが、登場人物が揃うあたりからは、そんな斜に構えた見方も吹っ飛んでいました。

いろんな立場の登場人物が、少しずつ少しずつお互いを理解しあって仲良くなっていく。
言葉にしてしまえば恥ずかしいくらいのベタな展開が、言葉がないからこそ輝いて見える。
ダンス。身体から発する感情の素晴らしさ。
ステージング。照明。音響。
繰り返しますが、最高の舞台でした。

中四国初という高知公演を実現してくれた県民文化ホールの濱口さん、本当にありがとうございます。
動員は相当に大変だったと思いますが、今回はじめて梅棒を観た全てのお客さまが次回公演の力強いサポーターになってくれると思いますので、どうぞまた高知公演が実現するよう、頑張ってくださいね(強要)。