異動話はさておき、引き継ぎどうこうもさておき、ただいま現場まっただ中。現場さいこう。

ということでシアターTACOGURA第3回公演「七人の部長」、調整室でオペしがてら観劇してます。今日のソワレと明日の千秋楽前に感想文をば。

シアタコは多目的劇場・蛸蔵付きの劇団として昨年夏に旗揚げされ、地域の劇場・地域の劇団というテーマの下、多彩な活動をされています。劇団の特色としては、積極的な仲間募集が功を奏し、役者・スタッフともどもホントに多様な人が集っているところです。演劇の世界を知らない社会人の方もシアタコに飛び込み・表現活動に取り組む場を作っているという事実。これだけでも「地域の劇団」シアタコに大きな拍手を贈りたいです。

そのシアタコが今回取り組んだ作品は高校演劇のヒット作「七人の部長」。とある高校を舞台に部活動の予算案を巡り、生徒会長以下七人の部長が議論を続けるという内容です。高校演劇で多くの学校が取り上げるというこの作品、2012年には心の師匠・南河内万歳一座の内藤さんが上演したりしているのですが、残念ながら観る機会を逃してしまい、自分は今回の公演で初めてこの作品を観劇しました。

観劇して一番に浮かんだ感想は「戯曲のどこの部分に重きを置くかで、まったく性質の違う作品になるんだろうなー」ってことです。

読み方によっては思考停止状態の現代社会の一面を切り取ることもできるし、コミュニケーションとディスコミュニケーションを描くこともできるでしょう。会話劇のテンポの良さに集中して作品作りするのも楽しいのかも知れない。
なので、受け取る人もこの作品をいろんな見方で楽しめるということは、届ける側にも「この作品を通じてこの思いを届けよう」というしっかりした根っこが大切なのかも知れません。
役者は当然演出家の戯曲解釈を受けているでしょう。けど、その前段で役者たちが「この作品をどう思い、どこを届けるか」というディスカッションを重ね、ひとつの方向をみんなが探っていくことで、届けるべきテーマが浮かび上がるのかもしれませんね。

物語後半の生徒会長の吐露を、他の部長達がどういう思いで受け止めるのか、どんな衝撃がそれぞれの役者の心に響くのか。その響きが波紋のように客席に拡がっていくのか。まだ2ステージあるのでそのシーンがもっともっと深くなればいいなー(演出家のような事を言ってすみません)。

舞台の構成や配役、それぞれのキャラクターなど、藤岡さんならではのセンスの良さも随所に見られます。当日券も出るので、お時間できた方はぜひ遊びにお越しくださいねー。
受付スタッフの学生コスプレも必見です。今日の受付はどうみて女子高パブ(坂下さんの女子高生姿の衝撃よ!)。JK好きもぜひどうぞ!


「七人の部長」では、いくつか心に響いた台詞がありましたが、それとは別の意味で重くのしかかったのは、剣道部部長の「酒は飲んでも飲まれるな」という台詞です。

昨夜も楽しく打ち上げで飲み、そして現在大阪行きの車中。大阪での打ち合わせの後に、きっとアホみたいに飲むのでしょうなぁ。嗚呼、超絶楽しみ。そして明日は我が家でとある方の送別タコパ、のはずが自分もその対象になるという「ミイラ取りがミイラに」タコパできっつく飲むのでしょう(タコパ飛び入り参加うえるかむですよー)。

昨日のバラシの時、インパクトを持つ手が震えてたのは内緒。神経が炎症を起こしてるのか、座骨神経痛がひどいことになっているのも内緒。

「酒は飲んでも飲まれるな」
まだ人生は長い。胸に刻んで生きていかねば。