今日はTRY-ANGLEのあんりたんと、あんりたんの同級生で大阪の劇団「空の驛舎」に所属される山本彩さんのユニット「U2」の朗読劇公演を見てきました。まさかの感想文依頼を受けたので、G1ディレイ観戦しながら思うままに感想文を。

あ、その前に、U2と言ったらエッジとボノだろうというボケには誰も反応してくれないと思うので、流しますね。ええ、ええ。

会場のメフィストフェレス2階ホールは、シアホリさんの「希望の星」以来です。まちのミニシアター、コミュニティシネマの拠点として現代企業の大西みちるさんが立ち上げたステキな会場。今回のU2公演にあたり、会場の貸し出し条件などを大西さんに教えてもらったのですが、企業の社会貢献を目的としているため、尋常じゃないくらいの条件(破格すぎる)にひっくり返りました。
今回の公演を見て、ゆったりした客席の配置(30席)や貸し出し条件の良さなど、メフィストが若手演劇人の実験場としてもうまく機能するのじゃないかと思った次第です。CTTをメフィストで、規模の大きな本公演を蛸蔵で、みたいな棲み分けもできるんじゃないかしらん。

さて、肝心の作品ですが、二人の持つふんわりした空気感がスタッフにも拡がって、また客席の身内率というか、えーと…アットホームな雰囲気も相まって、リラックスして臨むことができました。小品3作を40分で、というのも肩肘を張らずに楽しめる要因だったと思います。

どの作品も会話の中から登場人物の関係を探っていくという流れでしたが、個人的には3本目の作品が好みかな。救われない設定(母親から虐待を受け施設に預けられた姉妹の再会)と、あまりにドラマティックな展開は正直うーん、もうちょっとお客さんに想像させる流れでもいいかなって思ったですけど、姉妹の繋がりの深さや思いやりが、台詞の間からも見えたような気がしました。

何はともあれ、柔らかい土佐弁や関西弁、役どころの視点の可愛らしさなども含め、ふたりの人柄が溢れたあったかいU2公演でございましたな。

余談(オチ)
今回の公演はTRY-ANGLEの若手メンバーがスタッフで入っていたのも会場のあったかい空気の大きな要因でして、最後の最後でお客さんをくすりとさせる小さなアクシデントを生み出す、音響担当・清里氏の「持ってる感」はハンパ無いと思いました。神がかってる。