World Music Night vol.40 ジャズ・ビューティ(2022.10.18)

世界の音楽を楽しむワールドミュージックナイト、今度は美術館ホールで開催!
出演は、カナダの極上ピアノ&ボーカル、キャロル・ウエルスマン、そしてウッド・ベースを弾きながら艶やかに歌うニッキ・パロットが、ドラムにジミー・ブランリーを迎えたトリオでお届けする「ジャズ・ビューティ」!
ふたりの女性ボーカルが織りなす魅惑のジャズボーカルの世界を、存分にお楽しみください!

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日時
2022年10月18日(火)18:30開場 19:00開演

会場
高知県立美術館ホール(高知市高須353-2)

料金
全席自由 前売り4,000円(当日4,500円)
※未就学児の入場はご遠慮ください

前売り券販売所
高新プレイガイド(088-825-4335)
高知県立県民文化ホール(088-824-5321)
高知県立美術館ミュージアムショップ(088-866-7653)
ローソンチケット(Lコード63483)

主催
国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト

お問い合わせ
090ー6488ー8401(吉田)

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キャロル・ウエルスマン (Carol Welsman) Piano Vocal
カナダのトロント生まれ。祖父は、トロント・シンフォニー・オーケストラの創設者。母は、ピアノの教師、父は、サックスやクラリネットを吹くという音楽一家に育つ。高校時代にクラシック・ピアノ、ダブル・ベース、ヴァイオリンを勉強する。ジャズに興味を持ち、1980年にボストンのバークリー音楽院でピアノを専攻。フランスではクリスティアンヌ・ルグラン(名作曲家ミシェル・ルグランの姉)にヴォーカルを師事。フランス語、イタリア語、スペイン語も堪能な彼女のジャズ・ポップ・バンドによるヨーロッパ・ツアーは好評を博した。1988年にカナダへ戻り、ドン・トンプソン、デイヴ・ヤング等と共演するようになり。1994年にアルバム「ラッキー・トゥ・ビー・ミー」を発表、このアルバムは、JUNO賞(カナダ版グラミー賞)にノミネートされる。1996年に「インクラインド」、1998年に「スイング・レディズ・スイング」を発表した後、2000年にハービー・ハンコックの紹介でロサンゼルスへ移住。2001年にロニー・フォスターのプロデュースで「ホールド・ミー」を発表、2002年には、名門サヴォイと契約「ザ・ランゲージ・オブ・ラヴ」を発表、同アルバムは、ビルボード・チャートの第5位まで昇るヒットとなる。2004年の富士通ジャズ・エリート・コンサートを皮切りにケン・ぺプロウスキー率いるベニー・グッドマン楽団のツアー等で何度も来日して日本でもお馴染みとなる。その後、2008年のケン・ぺプロウスキーとの日本盤「メモリーズ・オブ・ユー」は、2009年JAZZ批評誌ジャズオーディオ大賞ボーカル部門金賞受賞を受賞し、ベストセラーとなった。2015年のルイス・ナッシュ(ds)、ルーファス・リード(b)、ウォレス・ルーニー(tp)等とニューヨークで録音した「Alone Together」は音楽誌各誌で絶賛され、発売記念のライヴ・ツアーは、各所で満員の盛況だった。同年の東京丸の内の「コットン・クラブ」のクリスマス・コンサートも大成功を収めた。その後2016年に再来日。同年に発表の「This is CAROL~Love Song 20~」、2019年リリースの「This is Carol ~Jazz Beauties~featuring Nicki Parrott」とヒット作を発表している。今迄に発表した11枚の中6枚のアルバムがJUNO賞にノミネートされている。

ニッキ・パロット (Nicki Parrott) Bass Vocal
ウッド・ベースを弾きながら艶やかにシルキー・ヴォイスで歌うスタイルで注目を集める彼女。CDショップに行くと彼女のCDがズラリと並んでいる。最新作は「Great 70’s」、キャロル・キング、カーリー・サイモン、ボズ・スキャッグス、エルトン・ジョンなどなど黄金の70年代ビルボード・グレイテスト・ヒットの名曲をニッキ流ジャズでカヴァーした、ニッキの魅力満開の作品だ。その前には、ロッサノ・スポーティーロ(p)とエディー・メッツ(ds)と組んだ「It’s A Good Day」。ジョン・デ・マルチーノ(p)、ケン・ぺプロウスキー(cl,ts)、姉のリサ(ss,bs)らを従えてスタンダードを歌う「Look Of Love」そして、ギル・ゴールドスタインのアコーディオンも入るバックでパリについて歌った「Last Time I Saw Paris」も発表している。さらにその前には四季に因んだアルバム「桜、さくら」「Summertime」「Autumn Leaves」「Winter Wonderland」と立て続けに発表していた。彼女は、オーストラリアのニューキャッスル生まれ。幼少より音楽に親しみ15歳の時にベースを手にし、シドニーの音楽院でジャズを学んだ後CDデビュー。1994年に渡米してルーファス・リードの指導を受ける。2000年6月からニューヨークのクラブ「イレディアム」でギターのレス・ポールと毎週月曜日に出演していた。そんな中でレス・ポールから歌を歌わないかと云われて、歌ったのがプロ歌手としてのデビューだった。歌でのデビュー作品は、ロッサノ・スポーティーロとのアルバム「People Will Say We’re In Love」だったが、日本のヴィーナス・レコーズのベースを抱きかかえて横たわる色っぽいジャケットの「Moon River」が大評判になる。数回来日しているが、2011年、2012年に丸の内の「コットン・クラブ」に出演、その後2014年、2016年、2018年に来日してツアーを行った。

ジミー・ブランリー (Jimmy Branly) Drums
1972年、キューバのハバナで生まれる。キューバの香り漂う豊かな音楽環境の中で育つ。ハバナのアドルフォ・グスマン音楽院とENA(国立芸術学校)に学ぶ。9歳のとき、父親からディープ・パープルなどのロック・ミュージックを教わる。「キューバではロックはあまり重要なジャンルではなかったので、このようなスタイルの音楽を紹介されたことは特別な意味があった。」と自身、語っている。その後、John Coltrane、Elvin Jones、Chick Corea、Keith Jarrettなどのジャズを聴き始めて、彼のプレイの幅はさらに深く広がった。プロとしてのキャリアは15歳の時に始まり、伝説のバンドNG La Bandaでゴンサロ・ルバルカバ(p)と一緒にプレーした。その後カリフォルニアに移住。そこでキャロル・ウェルスマンのグループに加入。またケン・ペプロウスキー指揮によるベニー・グッドマンオーケストラのメンバーとして来日もしている。

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■ご来場にあたってのご注意
本公演は新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえ、収容率100%で実施します。 またご来場の皆様には、次のことにご留意いただきますようお願いします。
・咳エチケットの励行のために、マスクの着用をお願いします。
・会場出入り口での手指消毒の徹底と、こまめな手洗いにご協力ください。
・体調がすぐれない方、発熱・咳・鼻水等の症状がある場合はご来場をお控えいただくようお願いします。
・会場入り口で非接触型体温検知機による検温をさせていただき、37.5℃以上の方はご入場をお断りすることもございます。
・本公演の関係者・来場者の方から感染症患者が出た場合、追跡調査の目的で高知市保健所に個人情報を提供する場合があります。