劇団GALA「Magic Goes 2017」(2017.01.06)

遅くなりましたが、先日は劇団GALA「Magic Goes 2017」を見てきました。
劇団GALAさんは市民ミュージカルの出演者も多く参加されており、今回が旗揚げ3公演目。過去2回がちょうど自分の現場とかぶっており、今回初観劇となりました。

一番の感想は皆さんの歌です。素晴らしかった!その中でも小学生ですよね?森詩月さんの堂々としたソロにはびっくりしてしまいました。この子はいったいどこまで行くんだろう?要注目の表現者と出会えたことは嬉しい限りです。
また、ミュージカルとしては少ない出演者数ながら、皆さんそれぞれの役どころを考えた構成でした。舞台美術もシンプルだけどしっかり場を表現できる作りでしたね。衣装もしっかりしてたなー。

一方で残念な点は、自分はマチネを観劇したのですが、出だしから坂井さんのワイヤレスの不調(ボツッというノイズが頻発)が気になり、ちょうど座席横のPAブースの新さん、和田さんをちらちら見てたのですが、残念ながら休憩をはさんでも改善せず(2部の後半は持ち直しましたね)、おそらく見に来られたお客さんのほとんどが舞台に集中しにくい状態じゃなかったかと思います。ワイヤレスのトラブルはホント難しいですし、おそらくバックアップも取れないギリギリのチャンネルだったと思いますが…。つくづく難しい…。

あと、お話的には分かりやすいファンタジーらしい展開ではあったのですが、前半の伏線が後半びっくりするくらい回収されずで、これは次作に持ち越すということなのかな?
上演前のアナウンスで休憩含む2時間30分と言われてたのが、実際は休憩含んで2時間45分のランタイムを考えると、1部はもう少し内容をシンプルにしてテンポ良く行けば良かったですね。

なんて文句ばっかり言ってちゃいけない。自分たちでここまでのミュージカル作品を作るGALAさんには、今後も思いっきり期待しますよ!もっとミュージカルが好きな仲間を集めて、もっともっと大きくなっていただきたいです!