季刊高知 第64号 特集「高知と演劇」

なんとわたくし、本日より発売する季刊高知の特集記事を任せていただきました。
特集タイトルは「高知と演劇」。ストレートだ。直球だ。

最近はこれまでの自分の仕事を振り返る流れだったこともあり、野並さんからの依頼を「渡りに舟!」と即お受けしました。
その後は延々ページ構成を考える日々。現在注目する演劇人をリストアップして、季刊高知の読者の方にどう届けるかを考え、それぞれに切り口を絞ってお話を聞き、文字を起こす作業の繰り返し。結果沢山の候補の中から8名の方へのインタビューと、2名の方の寄稿、そして自身も2本の原稿を書きました。

文章も気がつけば演劇関係者に向けた内容になりがちで、演劇に興味のない方にどうやって伝えるかとウンウン考え込むことの繰り返しでしたが、果たして皆さまにはどう伝わるのかしら。
出来上がりをお手にとっていただければ、そして何かしらの感想をいただければ幸いです。

制作にあたって、辛辣なご意見やら叱咤やらちょっとだけ激励やら文字起こしやらのお手伝いをいただいた西本一弥さんに深い感謝と大きな愛を捧げます。よし、飲みに行くか。

ちなみに特集1ページ目(写真)は、依頼を受けた瞬間に「巻頭はこの写真とテキストをこうやって配置しよう!」って浮かんでいました。わたくしのターニングポイント「雨かしら」の大好きな写真(撮影藤岡さん)。

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季刊高知 第64号
特集「高知と演劇」(2017.03.25発売)

■「社会と演劇」
多田淳之介(東京デスロック)インタビュー

■「演会の17年」
岡村実記(高知演劇ネットワーク演会)インタビュー

■「僕らの劇場、蛸蔵」
吉田剛治(NPO蛸蔵/元ART NPO TACO)

■「高知の演劇キーパーソン」インタビュー
藤岡武洋(シアターTACOGURA)
行正忠義(シャカ力)
浜田あゆみ(ふたりっこプロデュース)
斎藤 努(フリーランス)
領木隆行(TRY-ANGLE)
松島寛和(劇団シアターホリック)

■「高知で演劇を観続けて60年」
浦田 里(高知市民劇場)

■「こども劇場45年の歩み」
坂倉 豊(高知市こども劇場)

■まとめ
吉田剛治

■公演情報

http://www.k-cricket.com/