ダンスクリームスタジオ公演「DDD」を見てきました。忘れないうちに感想文。
以前ダンスクリームの小倉さんとお話ししたとき、「最近はホールを押さえて大きな発表会をする方向には気持ちが向かっていない」というような事を言われていていたのですが、なるほど、今回は作品を創る現場と同じ空間で発表するならではの良さが随所に見られました。

スタジオ公演といいながら、舞台、照明、音響もしっかりしているのがまずひとつ(ほぼ小倉さんのDIYとのこと。すごい!)。ふたつめは2部の生徒さんの発表はホームグラウンドならではの空気感で、自然と笑顔が溢れていたのも印象的でした。

みっつめは距離感。特に1部で強く感じました。
言葉を使わないダンスならではの表現、感情の解放や抑制も距離が近いと伝わり方も大きく、なによりも小倉さん、かなこさんの肉体から発せられる空気感に圧倒されました。
特に1部ラストの群舞のシーン、さらにそのラストの場面は圧巻でした。いくつかのパートが数拍ごとにずれながらひとつになっていき、合わさった直後に音照明ともカットアウト。
作品としてしてはその場面で終わりですが、暗転の中、ラストのシーンを無呼吸で踊り続けたダンサーがいっせいに呼吸をする音だけが響いたスタジオはまさに劇的空間でした

いやー、いいものを見た。

いただいたエネルギーを持って、今から来週本番のリージョナルシアターの稽古に向かいます。
がんばるぞー。