第1回 脚本に学ぶライティング講座(2019.08.18)
昨日は、すさきまちかどギャラリーさんにて、内藤裕敬さんによるワークショップ「脚本に学ぶライティング講座」を開催しました!
演劇という言葉を外して、身近な文章作成に役立ちますよーとご案内をし、川鍋カンチョーのご尽力もあって、結果狙い通りの、年齢もバックボーンもバラバラの、豊かな層の方にご参加いただけました!ありがとうございました!!
ワークショップの内容は「作者も思っていない方向に物語を展開させる=遊ぶ」面白さについて語った後、音楽を聴いてその曲のタイトルを考える、そこで行われていることを想像して自分の言葉を入れる、風景を想像してみる、物語の書き出しを書いてみる…と、少しずつ深い方向に進んでいきました。
特筆するのが、全てのお題に対して参加者全員が回答しやすいような空気を作り、その回答全てを丁寧に褒めていく内藤さんのファシリテートの見事さでした。終了後、そのへんを内藤さんに話したら「みんなの回答が面白くて、俺自身刺激を受けるんだよ!」と相変わらず男前なことを申しておりました。
今回のワークショップを依頼する時に「演劇経験のない方をメインの対象として、演劇演劇してない、そして体を動かさずに文章を考えるワークショップをしてください」という無茶なお願いをし、果たして大丈夫かしら…とドキドキしておりましたが、はじめて参加された方からも「凄く面白かった!」「刺激を受けた!」「次回も参加したい!」と嬉しいお声をいただきまして、ワークショップ第一弾は大成功!となりました。
そしてこの内藤さんのワークショップはこの後10月、12月にも開催します!
連続講座ではないので、1回だけの参加も超うえるかむ!
①にくたろうを抱きながらWS開始の挨拶をするホゲ子嬢
②お坊さんが座るような立派な座布団と、落書きやら補修の後が愛おしい講師台のギャップ萌え
③④休憩中にケーブルテレビさんの取材を受けるお友だち
⑤年下のふねちゃんを前に、素敵なおねーちゃんっぷりを爆発させるラム子
⑥打ち上げ終盤、なんてんず(しつこく飲む須崎女子のユニット?)に挟まれるカンチョー
劇作家として数々の受賞歴を誇る、南河内万歳一座の内藤裕敬さんを講師に迎えたワークショップを開催!
今回は身近な文章づくりに役立つ、「テキストへの発想力」をテーマにした講義形式でのワークショップです。
演劇のみならず、SNSなどで情報発信を行う方、表現に関心のある方、感性を豊かにしたい方など、どなたでもご参加ください!
※本事業は「現代地方譚7 アーティストインレジデンス須崎」の関連企画です。
講師:内藤裕敬(ないとうひろのり)
南河内万歳一座・座長。1959年栃木生まれ。
1980年南河内万歳一座を『蛇姫様』(作・唐十郎/演出・内藤裕敬)で旗揚げ。以降、全作品の作・演出を手がける。 現代的演劇の基礎を土台として、常に現代を俯瞰した作品には定評があり、劇団外での作・演出も多数。
世界的ピアニスト・仲道郁代氏とのコラボ企画は20年に渡り全国で展開。2005年『調教師』黒木メイサ他、2008年『4×4』倉科カナ他、2014年『ハルナガニ』薬師丸ひろ子他、2016年『魔術』中山美穂他、演出の手腕を買われ、テレビで活躍する女優の最初の演劇作品を演出する機会も多い。
2015年より母校でもある大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科教授に就任し、特別公演の演出を担当。咲くやこの花高校やピッコロ演劇学校講師を務めるなど、後進の指導も積極的に行っている。
第2回テアトロ・イン・キャビン戯曲賞、第3回OMS戯曲賞、第7回読売演劇大賞・優秀演出家賞、文化庁芸術祭・優秀賞など、受賞歴多数。
日時:2019年8月18日(日)14:00〜16:00
会場:すさきまちかどギャラリー(須崎市青木町1-16)
対象:どなたでも
参加費:無料
主催:すさき芸術のまちづくり実行委員会
お申し込み:すさきまちかどギャラリー 050-8803-8668