東京演劇集団風「星の王子さま」(2024.01.20)

今日は土佐市複合文化施設つなーでにて、東京演劇集団風によるバリアフリー演劇「星の王子さま」を観てきましたよ。

もう、いろいろ度肝抜かされました。
冒頭でご挨拶していた方が、観劇に至るまでにいろんなバリア(障壁)があると言われました。
それが、身体や精神の障害だけではなく、
・お金(そうなんです、家庭環境に左右されるんです。今回は無料!)
・土地(そうなんです、産まれてきた場所によっても大きく文化環境が変わるのです。風はいろんな地方で展開してて偉い!)
・客席と舞台のバリア(えー!?そこもー!?)
も取っ払ってしまおうと言われておりました。
お金と土地は、自分も日々感じてますが、客席と舞台って…あーた…。

もちろん視覚や聴覚、また言葉がすぐに理解しにくい方、逆に言葉の方が分かりやすい方全てが同じ環境で情報保証をした舞台構成に加え、地域の実行委員会の方や客席も巻き込んだ演出は、自分の中で勝手に作ってた、舞台の常識が吹っ飛びました。
特に2幕後半のシーンで客席から舞台に上がった女の子は、物語の世界に引き込まれてその場に自分も居たいって思ったのかもしれない。異質な存在ではなく、確実に物語の中に存在していました。

今回上演した「星の王子さま」。
この有名な作品を舞台でどう表すのかも学びが沢山ありました。
ひゃー。頑張るぞー。
皆さん、ありがとうございました!