清水宏「怒涛の今治タオル・奇跡のスポンサー編」(2017.01.22)
昨日はメフィストフェレスにて、清水宏さんの公演でした。
動員的には最初はどーなることかと思いましたが、最終的にはキャパいっぱい、札止めのお客様にご来場いただきました。
会場は異様なほどの演劇関係者率でしたが(気合いの手売りだと、そーなってしまいますな)、演劇関係者だけでなく、新しい演劇ファン、清水さんファンを生み出さないといけないなーなんてことも考えたり。その「次に繋がる」パフォーマンスを清水さんは魅せてくれたと思います。
例によってお話はとてもシンプル。「エジンバラのフェスに行くためのスポンサーを探して、今治のタオル会社さんが協賛してくれたよ」と1行で終わりますな。ただ、そこにたどり着くまでの破天荒な展開(トヨタやAppleへアポ無しで飛び込むくだりとか)、頭の中で展開する思考の流れの表現、闇雲にアッパーだけじゃなく、落ちていく心情表現、さまざまな登場人物の描写などなど…。基本「話をする」だけの舞台で風景や心情が浮かび、物語がダイナミックに展開されるスタンダップコメディって…面白いですねー(いまさら)。
清水さんは前日の徳島公演で誕生日を迎えられたのですが、主催のシアターデザインカンパニー川田さんの計らいで、高知公演のラストにサプライズのケーキを届けることになりました。
エンディングの映像後、あいさつの途中にロウソクに火を付け、さー、持って行こうとしたら、清水さんが急遽ショートコントをはじめ、あわてて隠して火を消して、さーそろそろ終わるかなと火を点けなおしたら、あらまだ終わらない…ロウソクがどんどん短くなるー。ひー。サプライズってたいへんね。
終演後は残ったメンバーで美味しくケーキをいただきました。
清水さん、ありがとうございました!
シアデザのみなさん、お疲れさまでしたー!