Future Kiss
かるぽ開館2年目。オープン前から某案件でgraffitiの信田さんにはお世話になり、信田さんやgraffitiを通じて高知の若い美術作家さんと知り合う機会が増えてきました。
「graffitiらぁ、一切もうからんきよー。俺ひとりNPOよえ」なんて笑いながら話すしのださんはキャリアも立場も関係なく、若いみんなと対等に接してくれて、そこに(当時の)若いみんなが居心地の良さを感じてグラに集ったものです。
その流れで、いわゆる美術展覧会じゃない、自分たちらしい展覧会をやろうぜと本企画を立ち上げました。小ホールを2日間の動く展示会場にして、作品展示や映像作品上映、パフォーマンスなどなど自由に(そうは言いながらいろいろ制約に挟まれたりくぐり抜けたりしながら)発表しました。
(関連企画として開催した伊藤キム+輝く未来の「階段主義」も会心の出来でした!)
タケムラさんと会ったのもこの催しからでしたな。その後グラに集うメンバーで高知遺産が生まれ、ART NPO TACOが生まれていったのです。
【追記】
イベントタイトルですが、当時最初の解散をしたサニーデイサービスのラストアルバム(幼稚園でのライブアルバム)のタイトルから取りました。
若いアーティストが何かの出会いや未来へのきっかけになりますように、という願いからです。
ちなみにしのださんから「イベントの名前はアートユビキタスらぁ、どうで?」と提案があったものの黙殺した思い出。